教習指導員資格とは

「教習指導員資格」とは、指定教習所で指導員となるために公安委員会が発行する法定資格です。
この資格がなければ、教習所で法に定められた「教習」を行うことはできません。教習原簿に印鑑を押す資格がないということです。
ペーパーキャッツのインストラクターは、平成9年に取得しています。

この資格を取るためには、下記の3つの試験に合格しなければなりません。

1.道路交通法や教育についての知識(論文形式)
・法令の知識
・教育に関する知識
・教則(ルール)についての知識
2.運転技能
3.口答試験

つまり、教習指導員の資格を持っているということは、上記3項目を公安委員会に認められた証であるといえます。
しかし、どんな資格でも取得した後にどのような勉強や実務経験をしてきたのかが大切です。

私は「電気工事士」の資格も持っていますが、実務経験はなくもし電気工事をしたらお客様の家を危険にさらしてしまうと思います。
自分も感電して危ないかもしれません。

一方、自動車教習につきましては2024年現在で26年の実務経験を積んでおり、その間仕事に対する向上心をもって取り組んでまりました。
道交法の勉強はもちろん、どのような進め方、伝え方が運転上達に結びつくのか。
26年考えて積み上げてきましたので自信があります。

出張ペーパードライバー講習は、どんな指導員が皆様の元へやってくるのかが分かりません。
知識や経験がないアルバイトや派遣社員のような人が来てしまうこともあります。
「先日まで運転手をやっていたので、運転には自信があります!」
運転に自信がある人はたくさんいますが、教習に自信があるのとは当然別の話です。
経験がないのに自信がある人はいませんので、やれるかどうか分からないと自分で思っている人が皆様の家に出張して来るわけです。

指定教習所は「教習指導員資格」が法律で義務付けられているので信用があるのに対し、ペーパードライバー講習には資格が義務付けられていないのです。

ペーパードライバー教習業者を選ぶ際の一つの目安としていただければ幸いです。


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