埼玉県富士見市から河口湖へのキャンプドライブ

アクセス良好・景色最高の河口湖

河口湖から見る富士山

富士見市から河口湖までは、片道約2時間のドライブ。主に関越道や中央道を利用するので、首都高速や外環自動車道などに比べて初めての遠出でも運転しやすいルートです。
ナビをしっかり活用しながら走れば高速道路の分岐点でも案内してくれるので安心です。
スマホナビは便利ですが、トンネルが多いルートなので車載カーナビも併用しておくことをおすすめします。

スマホナビはトンネルに弱い指さす猫博士


ルート概要:関越道→圏央道→中央道→河口湖インター

関越自動車道

所沢インターまたは三芳PAから進入し、鶴ヶ島ジャンクションまで約20分。ここから圏央道に切り替えます。大きな案内標識があるので見逃さないようにして八王子方面を目指します(ナビを仕掛ければ案内してくれます)。鶴ヶ島ジャンクションは結構なカーブになっていますので、スピードを落として安全に進みましょう。
カーブが終わったら合流に向けて重要な加速です!カーブの速度のままミラーを見てしまうと加速ができない方が多いので、カーブの終わりから加速して、それからミラーを見ましょう。
三芳パーキングは2024年3月10日から出入口の場所が変わりましたので、そこまでは車載カーナビより最新データのスマホナビの方がおすすめです。

三芳パーキングエリアへの入口交差点

ペーパードライバー視点で見ると、導流帯ではなく右折レーンを作ってわかり易くしてほしかったところですね。

鶴ヶ島ジャンクション(圏央道)入口

八王子方面に安全に進行するために、あらかじめ左寄りを走行し、カーブの進入速度に十分注意しましょう。

圏央道

圏央道への合流は2車線ごと合流していくタイプなので、合流前に右車線へ行けそうな状況なら移動しておくと合流しやすくなります。
関越自動車道は片側3車線ですが、圏央道からは2車線になりますのでゆとりがなくなり圧迫感を感じると思います。左車線を走行して時速70キロから80キロ弱で無理なく走行しましょう。

中央自動車道

八王子ジャンクションが近づいてきたら左に分岐をするので必ず左車線にいてください。というより元々ずっと左車線にいましょう。左へ分岐した後すぐ右へ分岐すれば河口湖方面です。あらかじめ頭に入れておきたいところですね。 
下記のストリートビューを参考にしてください。

大月ジャンクション周辺

中央道から河口湖方面に向かう際、大月ジャンクション手前周辺がやや複雑です。突然右ルートと左ルートというものが出現します。
左ルートを選んだ方がその後の河口湖方面へ左分岐が楽なのですが、一番左の車線が突然なくなるのでご注意を。こういうのにペーパードライバーは弱いのです。頭かかえる猫

右ルート・左ルート分岐点

左車線なくなる場所

河口湖インター

河口湖インターを降りたら料金所があり、分岐や合流もあります。合流は難しいですが、遠出には必須ですので頑張って練習してください。

渋滞がなければ1時間半くらいの高速走行ですが、長時間の運転に不安がある方は途中で休憩を挟むのがおすすめ。談合坂サービスエリアは広くて使いやすく、今回のコースでは一番おすすめのサービスエリアになります。初めての高速道路運転にもちょうど良い息抜きスポットです。
サービスエリアでは、大型車と小型車で停め場所が分かれているので、案内の看板などを見て間違えないようにしてください。停め場所がなく突き当りまで行ってしまい、結果逆走してしまう人もいるので気をつけましょう。また、車の間から歩行者が急に現れたり、突然動き始める車がいるなどにも注意が必要です。

今回の目的地は「PICA富士吉田」でしたがPICAには系列のキャンプ場がたくさんあり、どれもキャンプ初心者にはおすすめできる施設です。いきなりテントを買わなくてもコテージがあります。
こちらの写真のコテージは、家族4人で1泊26,000円でした。

PICA富士吉田コテージ


キャンプ場はどこも時期によって宿泊価格が変わるのですが、旅館に泊まるよりはリーズナブルだと思います。
テント泊の場合は、ひとつの区画に対する料金なので、家族全員でで宿泊しても一泊5,000円くらいからのところが多いです。キャンプの雰囲気が気に入ったらテントを購入してみるのもいいですよ。
今回ご紹介したPICA富士吉田は、初心者でも安心して楽しめるキャンプ場です。なんといっても河口湖インターから15分程度ですので、ペーパードライバーには安心です。
設備が充実していて、色々とレンタルも可能なので、キャンプ初心者でも困ることはありません。荷物も少なくて済むので軽自動車でもOK。運転初心者でも無理なく行けるのが嬉しいポイントです。

・高速道路とはいえ一番左の車線であれば必ずしも高速で走る必要はありません。最低速度50キロというのを守っていれば法的な問題はないので、入ってすぐにスピードを上げるのではなく徐々に目を慣らしながら上げていくようにしましょう。
・基本的には一番左の車線がおすすめですが、行きも帰りも途中で左車線がなくなる場所が存在します。早めに察知して一つ右の車線に変更する心の準備もしておいてください。
・高速道路本線の事故形態は主に追突です。追突防止に必要なのは速度と車間距離です。実際に高速道路を見てみると、車間距離が近い人が多く、追突事故が多いのもうなずけます。決して見習わず自分自身が安心して運転できる車間距離をとってください。
教科書通りに説明すると、時速80キロで80メートル、時速100キロで100メートルが最低車間距離とされています。ベテランに言わせると取りすぎだという人がいます。だから事故るのです。つっこむ猫

ちなみに車間距離を詰めた方が渋滞が短くなると思っている人もいますが逆です。速度変化が多くなり渋滞しやすくなるという研究がすでになされています。

ドライブでもっとも大切なのは事故を起こさないないことです。初心者マーク猫
これを読んでいただいた皆様が、無事故で楽しくドライブができるように願っております。

この記事を書いた指導員

佐光 昭和(さこうあきかず) 1972生
1997年埼玉県の指定自動車教習所
「セイコーモータースクール」勤務
「教習指導員資格」取得。
以後約15年間、技能・学科教習・技能検定などに従事。
2004年「技能検定員資格」取得。
2005年「技能教習チームリーダー」に就任。
2007年「学科教習責任者」に就任
「新規指導員養成責任者」を兼任。
2007年
2008年
2009年
3年間連続「埼玉県鴻巣免許センター学科試験合格率第1位」を獲得。
学科試験対策問題集を監修・発行。
2011年セイコーモータースクール退社。
2011年埼玉県富士見市にて
ペーパーキャッツを開業。
インストラクター写真

ペーパードライバー向け知識の先頭
ペーパードライバー講習のペーパーキャッツ埼玉
2008年から綴った指導員のgooブログ